マスク着用義務解除の理由

新型コロナも4月から「5類」に変更になるという発表から、SNS上では「マスク不要」とする意見がよくみられますよね。

特に次のようなこrとが言われている。

 

  • 新型コロナで「薄いマスク」1枚で防げるとは思えない
  • マスクを「お願い」しながら「半強制」されるのは耐えられない
  • 海外ではマスクをしていないのに、日本だけマスク着用をするのは遅れている

13日、政府は新型コロナに対するマスク着用に対して、個人判断に委ねるという方向性を打ち出しましたが、

今日、文部科学省は次のような方向性を示している。

 文部科学省は17日、小中高校では4月の新学期から、児童生徒や教職員は新型コロナウイルス対策のマスクを基本的に着けなくてもよいとする新指針を全国の教育委員会に通知した。登下校時に混み合う電車やバスに乗る際や、病院・高齢者施設を訪問する校外学習では着用を推奨することにした。

ただ、基礎疾患があるなど引き続き着用が必要な児童生徒もいることから、着脱を無理強いせず、マスクの有無がいじめを誘発することのないように指導を促す。  従来は感染リスクが高いとして着用を求めてきたグループワークや合唱、調理実習などでも不要。こうした授業での感染対策として、教室の2方向の窓を開けて常時換気を行い、少人数で実施するといった工夫を求める。  既にマスクなしでの会話は可能としてきた給食についても再度「黙食は必要ない」と強調した。

 

では、どうして3年間も警戒を続けていたコロナ予防の行動が急に緩和される方向になったのかを調べてみました。

マスク不要とする理由は?

第7波までの解析結果では「波を繰り返すごとに新型コロナの重症化率・致死率ともに低下してきている」ことが分かっています。

さらに、「季節性インフルエンザと比較した場合よりも、新型コロナの方がむしろ低いのではないか」とするデータもあるようです。

過去に新型コロナにかかったことがある人が増えれば、新型コロナでの重症化率・新型コロナによる致死率はさらに低下してくると予測されます。そのため、「新型コロナ流行前の状態=あまりみなさんがマスクを意識していなかった状態」に戻していってもよいのでは?ということで、「マスク不要」の動きにつながっているようです。

 

また、顔の表情がマスクで分かりづらく、体調不良も多くなってきています。

日本だけがマスクをしていて感染者数が増加している。

このような理由で、コロナに対する感染予防の方法が変わってきていると思いますね。

 

でも、マスク着用の予防効果は論文的にも明確にされていますし、感染力の高さ、後遺症発現率の高さ、再感染による危険性のことを考えると、新型コロナがインフルエンザと同類の5類になったからといってマスク不要でノーガードでよいとは言えませんね。

自分でよく考えて、今後の行動を決めることが必要ですね。

ワクチン費用は5類になると自己負担となってしまいますが、一回六千円以上かかるようなので、もうしばらく政府の負担のままにしておいて欲しいよね。