皆さんはインスタントラーメン食べますか?
マルちゃん、サッポロ一番など若い頃から普通に食べていましたよね。
今ではお湯を注ぐだけで食べられるカップラーメンが主流になってしまって、鍋で煮て作るラーメンなんて忘れ去られたような感じでした。
この頃は、物価の上昇に伴って、カップラーメンも相当値上がりしてます。
もう月末で生活費も少なめになってきて、簡単に済ませるためカップラーメンでも食べるというわけにもいかなくなっていますね。そうゆう面では手間は少し掛かるけど価格は安めのインスタントラーメンは活躍できますよね。
先日、たまたま知り合いから頂いたインスタントラーメンを食べてみたら、美味しいこと美味しいこと、「長い人生の記憶に中でこんなに美味しいインスタントラーメンは食べたことがない」と言っても言い過ぎではないのではないか。それは、
「えべチュンら〜めん」 です。
北海道の江別市にある株式会社 菊水で製造されています。
原料には希少品種の「ハルユタカ」を100%使用しているようです。
江別市は石狩管内でも有数の小麦産地であり、中でも有名な品種が「ハルユタカ」です。
「ハルユタカ」は高品質である一方で栽培が難しい品種ですが、「初冬まき栽培」が普及し安定した収量を確保することに成功しました。
ハルユタカは国産の小麦としては初めてパンにできるほどタンパクの多い小麦でした。反面、栽培期間の短さや収穫期の天候不順の影響を受けやすく、病気にも弱かったため一時生産が中止されそうになる。
しかし、全国からの熱望する声に押され研究が続き、地元企業江別製粉株式会社の後押しにより、江別麦の会の片岡弘正氏が雪が降る直前に種子をまく(初冬まき栽培)ことによって翌年しっかりとした芽を出すことを突き止めた。こうして生産の安定に成功し、江別市内で多く生産されるようなったのだ。
江別市では「ハルユタカ」のほかにも、多収量品種の「きたほなみ」やパン用超強力粉「ゆめちから」、ハルユタカの遺伝子を持った「春よ恋」といった品種が生産され、麺やパン、スイーツなどさまざまな形でみなさんの食卓に並んでいます。
小麦の収穫風景は圧巻です。立派なコンバイ ンで次々と小麦を刈り取っていきます。刈り取られた小麦から種子を取り出し、乾燥させるところまでが農家さんのお仕事です。
その後農協などを通して、製粉会社で小麦粉になり、さらには製麺会社や製パン会社でみなさんの食卓に並ぶ製品へと加工されます。
「春よ恋」の収穫風景
平成16年(2004)、株式会社菊水により江別の地域ブランドラーメンである「江別小麦めん」が作られ、ハルユタカの魅力を引き出したすべりとモチモチしたコシのある麺が出来上がりました。
食べてみてください。