マンホールの蓋の図柄!

 安平町が誇る蒸気機関車「D51 320号機」をモチーフとしたマンホール蓋がデザインされています。この「D51 320号機」は令和元年5月、我が国の近代化を支えた石炭・鉄鋼・港湾・鉄道をテーマとした日本遺産『炭鉄港』の構成文化財として指定を受けました。

デゴイチ」の通称で今も多くの鉄道ファンに親しまれている蒸気機関車が厳寒の安平町を力強く駆けぬける姿をイメージし、蓋の周りには雪の結晶のデザインが施されています。現在この蒸気機関車「D51 320号機」は、道の駅あびらD51ステーションで地域の旧国鉄OBの方々のご協力のもと保存され、定期的に屋外でも展示しています。

 

これは安平町として合併する前の追分町のマンホールの蓋の図柄です。追分町は鉄道の街で、鹿公園(鹿牧場がある)があるので鹿もデザインされてます。

北海道のマンホールの蓋の図柄としては、例えば次のようなものがあります。

1. 道央地域では、札幌市の市章や、北海道大学の校章が描かれていることがあります。
2. 道北地域では、流氷やオホーツク海をイメージしたデザインや、アイヌ文化のモチーフが描かれていることがあります。
3. 道東地域では、釧路市のマスコットである「マリモくん」や、知床の動物(エゾシカやキタキツネなど)が描かれていることがあります。
4. 道南地域では、函館市のシンボルや、南部地方の風景が描かれていることがあります。

これらは一部の例であり、地域や市町村によって多様なデザインが存在します。

 

例えば、北海道の端にある北方領土に近い根室市には次のような図柄があります。

・上は納沙布岬にある領土返還祈念シンボル像の図案化、下は島を含む道東の地図でUの字の左上の○が根室の位置です。 雨水管マンホールの蓋

他に根室の特徴を表すものが沢山あるようです。

・エトピリカとユルリ島をデザイン。 エトピリカは(アイヌ語でくちばしが美しいの意)日本では数少ない鳥で夏の 繁殖期に主に根室市のユルリ島などで繁殖する。

・根室半島を代表する味覚の一つ「花咲ガニ」を図案化

「ポケモン」がデザインされた特別なマンホールが根室市に設置されました

根室市の「ポケふた」はコメディアンポケモンの『バリコオル』と『アローラロコン』が描かれた、世界に1つだけのデザインになりました。  さらにポケモンたちの背景には、「朝日にいちばん近い街」らしい朝日や設置場所である明治公園のレンガサイロを彷彿とさせるデザインになっています。

 2018年10月にポケモン『アローラロコン』と『ロコン』が「北海道だいすき発見隊!」のアローラロコン隊長・ロコン副隊長として、北海道の活性化に向けて、相互に連携・協力しながら、共同事業に取組んでいます。
 「ポケふた」は、その取組の一環として、皆さんに下水道に関心を持ってもらうために、アローラロコン隊長・ロコン副隊長などのポケモンがデザインされた特別なマンホールです。

設置された「ポケふた」は、スマートフォン向け位置情報ゲーム『PokémonGO』の中でアイテム等を入手できる「ポケストップ」にもなっています。 全国各地の「ポケふた」の設置場所などの詳細情報については、「ポケふた」のホームページをご覧ください。