丹頂鶴と白い野うさぎに遭遇

昨日、自家用車で走行中、珍しい動物2種類と遭遇した。丹頂鶴と野うさぎ

しかも、北海道ではあるが都会に近い国際空港もある千歳市の郊外である。

私は、千歳市と隣接する小さな町に住んでいて、札幌へ用事があり出掛ける途中でした。

春の雪解けで顔を出した畑に降り立った丹頂鶴で2羽を午前中に見かける。

餌を探しにきた白鳥の群れの中に細い身体に黒い羽根の部分がある白い鳥、白鳥と違って首がほっそり長くスタイルがいい

    

さらに夕方には編隊を組んで飛んでいる白鳥の群れとは別に違う方向に2羽で飛んでいく丹頂鶴も見ることができました。

この周辺では毎年近くのウトナイ湖にきている沢山の白鳥が、雪の解けた畑にやってきて餌を食べている。これは、秋に収穫したデントコーンや、麦が畑に落ちているのを餌として食べにきているんだよ。

白鳥といえば、湖で採食しているものと思い込んでいたけど、畑で餌を食べるのはこの辺に住むようになってから分かってちょっと意外でしたね。

でも、釧路では穀類で餌付けしているのは有名だよね。それを考えると畑に残ったデンコーンの身を食べに来るのは珍しい事ではないよね。

 

丹頂鶴は、北海道釧路で保護活動が行われでおり、全長140cm、翼開長240cmに達する日本最大級の鳥類。

夏期は湿原に分散して営巣・育雛を行い、冬は里近くへ移動し群れで生活をする。

  • 国内では、北海道東部の湿原を中心に分布している。
  • クッチャロ湖やサロベツ湿原、十勝川流域などに繁殖分布が拡大する一方で、越冬期はほとんどの個体が釧路地域に集中分布する。
  • 約1,650羽(平成30年度、NPOの調査による)
  • 世界の総個体数は3,050羽とされ(IUCN Red List,2016)、種の半数以上が北海道東部を中心に生息。
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1924年、釧路湿原にわずかに残っていた10数羽タンチョウを発見、翌年、この地域は禁猟区となり国の保護政策が始まる。
1935年には国の天然記念物となり、1952年に「釧路のタンチョウ」として繁殖地も含めて特別天然記念物に指定、そして1967年に地域を定めず種として特別天然記念物に指定されました。
 
野うさぎは雪の解けた土手の上に真っ白な姿で飛び跳ねていたね。

20年くらい前にまだ家があまり建っていない頃、住宅地の中を走り回る白い野うさぎをみたことはあったけど、その後全く見ることはありませんでした。
久しぶりに見た白い野うさぎは、真っ白で本当に綺麗でした。ひょうきんな飛び跳ね方も本当に可愛かったね。
 
北海道は都会の近くでも色々な動物、小鳥に会えて楽しいですよ。
最近住宅街に出てくるヒグマには会いたくないけれどね。