キャンプ場でテント張らずに「車中泊」!北海道の道の駅でルール&マナー違反でトラブルに発展も!

最近はアウトドアブームの高まりやコロナ禍の影響もあって、複数人でのキャンプはもちろん、密を避けて楽しめるキャンプにハマる人が増えているほか、1人でキャンプをする「ソロキャンプ」も流行している。

特に芸人のヒロシがたった一人でキャンプをして、焚き火の炎をじっと眺めるユーチューブを配信、これが爆発的に人気となり、売れなくなっていたヒロシ(仕事を休んでいた?)が再び人気となり、「ヒロシのぼっちキャンプ」なるテレビ番組まで放映されている。

そんな中、キャンプ場で焚き火やバーベキューなどを済ませた後、テントを設置せずにクルマの中で寝泊まりする「車中泊」を行う人もいる。

 

キャンプ場であえて車中泊をする理由

荷物の積み下ろしをしなくてもよいことや慣れないテント設営が不要

クルマには鍵がかけられるため防犯面で安心である。

キャンプ場の立地によっては熊やキツネなどの野生動物が出没し、キャンプに来ていた人の荷物やゴミを荒らしたり、最悪の場合人を襲うこともあるため、野生動物の出没対策

 

その他、最近では車内で冷房や暖房など電気を使用するためのポータブル電源や、マットレス・寝袋といった寝具、クルマ用のカーテンなど、車内空間を快適にするアイテムが充実していることもあり、次第に車中泊のハードルが下がってきている。

しかし、キャンプ場にテントを張らず、車中泊をして過ごす人のゴミのポイ捨てや騒音など一部マナーの悪いユーザーの行為が話題になることもある。

 

車中泊の問題点

キャンプ場ではクルマのエンジン音や電気を使うために発動発電機を稼働させる際の音など、騒音が問題になるケースもある。  

キャンプ場によっては自治体の法令で騒音を禁止している場所があるため注意が必要。

場所により、テントエリアとクルマエリアを分離している所もあるが、隣接しているキャンプ場では、夜間などにおいて『ドアの開閉音』『エンジン音』、『ライト類の光』といった問題で、トラブルとなることがある。

 

車中泊の注意点

夜間であれば昼間に気にならない音でも聞こえるため、ドアの開閉といった些細な音でも気になる人はいる。  

アイドリングは基本禁止ですが、窓をあけるために一時的に掛けるエンジン音などが気になる人もいます。

 

もう一つ車中泊に限らずキャンプ場で問題なのが、「ゴミのポイ捨て」

キャンプ場内のゴミ処理に関しては、ゴミステーションに分別して捨てるところもあれば、原則ゴミは持ち帰りと決まっているところもあるため、それぞれのキャンプ場のルールに従ってゴミを処分することが重要。

捨てるゴミの大小にかかわらず、法律に抵触する行為であると認識すること。  

また食べ残しのゴミを森に捨てると、熊やキツネなど野生動物が近づいくる原因となることもある。

キャンプ場がゴミだらけだったり、静かなひと時を過ごすはずだったのに騒音(車や酔っ払いの声)が気になるようでは楽しみも台無しです。

みんなが気持ちよくキャンプできるように、ゴミの処分や火の取扱い、そして音問題などキャンプ場で決められたルールを守って楽しむことが大切ですね。