統一地方選挙を前に零票確認で盛り上がる。

選挙を前に若者が所謂「零票確認」に挑んで、盛り上がっているようです。

選挙の際に投票所に一番乗りし、投票箱の中に何も入っていないことを確認する「零票確認」に挑む若者が増えている。投票所ごとに有権者1人にしか権利が与えられないため未明から待機する人も多く、交流サイト(SNS)上では「#零票確認ガチ勢」のハッシュタグ(検索目印)も拡散。国政選挙に比べ関心が薄れがちな統一地方選を前に「若年層が関心を持つきっかけになれば」と期待する向きもある。

「ナンバーワン、オンリーワンになれる良い機会。同じ1票だけど、よりわくわく感を味わえる」。2019年の参院選で初めて零票確認に挑戦した東京都狛江市の大学院生が醍醐味を語る。

公職選挙法では「投票箱が空であることを投票に来た有権者の前で確認すること」が決められています。

 投票日や期日前投票の初日に「空の投票箱を見られる」ということが貴重な経験だとして、SNS上で話題になりました。

投票開始のサイレンと同時に投票所の中に入り、投票管理者と共に投票箱の中が空であることを確認し文書にサインするんだよね。セレモニーとしては数分で意外とあっさり終わる。

 

投票開始時刻前に複数人数が並んでいる場合、一番目の人が選ばれるのかと思ったら全員で投票箱の確認をさせてもらえるようですよ。

投票率向上の切っ掛けにしようと言う自治体は、「零票確認」を実施した有権者に対し、「選挙管理委員会」と印字した鉛筆を贈呈したり、「深い理解を持ち、早朝一番に投票し、有権者の模範を示した。」という感謝状を授与しているところもあるようだ、

この盛り上がりの背景には有権者側の選挙に対する危機感が表れているかもしれない。最近の選挙では、若者層ばかりでなく一般有権者も関心が薄れている人が多く投票率の低下が顕著になってきている。

自治体は投票率向上は従来行っていたティッシュ配りなどでは限界があるため、「零票確認」を利用した選挙啓発をするようになるかもしれない。

 

私は人口の少ない田舎に住んでおり、選挙はすぐ近くの公民館へ行きます。

そこには選挙立会人、受付の人たちなどいろんな人がいるけれども田舎なのでほとんどが顔見知りである。

ある選挙の投票日、私は出勤の日だったので「出勤前に投票を済ませてしまおう」と思い投票開始のサイレン(朝7時)と同時に投票所に寄りました。

すると投票所の中から顔見知りの役場職員が出てきて、「投票箱の確認をしていただきます。」とのこと。言われるままに投票箱の中を確認し、文書にサインしてから投票箱が施錠され、投票を無事終了。

その当時、「零票確認」ということは全く知らず、言われるままに「零票確認」を行ったのです。「どうして、私が?」・・・

その理由は?

「いつも一番のおじいちゃんが今日は具合悪いのかどうしたことか、来ないのであなたになりました。」と言うことで私が「零票確認」してしまったのよね。

 

初めてのことにびっくりして、ナンバーワン、オンリーワン、ワクワク感などの醍醐味は何も感じなかったけどね。