キーウ電撃訪問、ロシア側の反応は?

アメリカ合衆国大統領がウクライナを電撃訪問したことが朝のニュースを賑わしています。

自由主義国の代表として社会主義国に対抗するための行動と思われるが、長い歴史の中でアメリカと旧ソビエトが行ってきた代理戦争への道へ導いているようで不安である。

ベトナム戦争のように結果的には沢山の犠牲者を出してしまわないように、早期の終戦を考えてほしいものです。

一年がすぎて双方に沢山の犠牲者が出てしまっていますが、ロシア側は前線に出ている兵士だけなのに対し、侵攻されているウクライナ側は、兵士の犠牲以外にも沢山の子供を含む民間人が犠牲になっているようだし、ロシア側の意図により発電所などの生活インフラが破壊され、厳寒の冬の時期に、暖房もない大変くるしい生活を強いられているようです。

 

両国どちらが悪いのかは分かりませんが、日本人的立場から見れば、明らかにロシアが侵略していると見えますね。

過去にも満洲や北方領土のように、旧ソビエトは日本対しても不可侵条約を破って侵略した歴史がありますね。

 

今回のニュースを抜粋してみたので参考にしてください。

 

バイデン米大統領のウクライナの首都キーウ(キエフ)電撃訪問に当たり、ホワイトハウスnは徹底した情報管理による極秘作戦を展開した。  同行記者に出発時間などを指示するメールの件名には「ゴルフ大会参加の手引」と書かれていた。  

大統領専用機は現地時間19日夜にポーランドのジェシュフ・ヤションカ空港に着陸。バイデン氏一行は車に乗り換え、ウクライナとの国境に近いポーランド南東部プシェミシルの駅に向かった。目立たないように車列にはミニバンやスポーツ用多目的車(SUV)などが混在し、走行中もサイレンは一切鳴らさなかった。  そこから列車で19日夜にウクライナへ入国。キーウ中心部の駅に到着したのは20日朝だった。

バイデン氏はキーウ電撃訪問後、20日夜に再び列車でウクライナを離れ、ポーランドに再入国した。 

 

バイデン大統領:「キーウに戻れてうれしいです。私はアメリカ大統領として、侵攻が始まった日に、ここ(ウクライナ)を訪れることの重要性を強調したい」  バイデン大統領は会談で、ウクライナへ5億ドル、日本円でおよそ670億円の追加の軍事支援を行うことを伝えました。 

 

ロシア国内でクレムリン派の識者は、訪問を許したロシアを批判し、モスクワにとって「屈辱」であると述べている。 ホワイトハウスはロシアのウラジミール・プーチン(Vladimir Putin)大統領に対し、バイデン大統領が首都キーウを訪問してウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelenskyy)大統領と会談することを、その「数時間」前に通告していた。 ロシア国営テレビの司会者であるセルゲイ・マルダン(Sergey Mardan)は、バイデン大統領の訪問は「ロシアに対する屈辱のデモンストレーション」だと述べている。

 

松野官房長官:「侵略から1年を前に米国がウクライナへの連帯を示す動きとして敬意を表します」  そのうえで、松野長官はウクライナ侵攻から1年となる24日にG7=主要7カ国の首脳テレビ会議を主催し、ゼレンスキー大統領を招き「5月のG7広島サミットに議論をつなげる」と強調しました。