レジ袋に「ごみ袋」、再利用できるけど「違和感」、風呂敷でも良いのでは。

プラスティックの海洋汚染などが問題となり、2年ほど前からスーパーでの買い物袋が有料となった。

代わりにマイバック、エコバックが推奨され利用が進められている。

でも、最初は意識してエコバックを必ず持って買い物へ出かけていたが、最近は忘れがちになることも増えた。

忘れた時に、プラスティックの買い物袋を買うのではなく、再利用できる市のゴミ袋を一枚購入できるようにする取り組みをして話題となっている自治体がある。

島根県松江市が市内の小売業者と共同で、市指定の「もやせる」ごみ袋をレジ袋の代わりとして1枚ずつ販売している。全国的にも珍しい取り組みで、商品を入れて持ち帰った後に家庭で再利用でき、プラスチックごみの削減ができる反面、市民からはごみ袋に食品を詰め込むことに「違和感がある」との声も聞かれる。 

 

「レジ・ごみ袋」と称して販売するのは、市指定のうち、10リットルの容量があるピンク色のごみ袋(1枚13円)。縦52センチ、横30センチ、幅12センチと、スーパーマーケットなどのレジで購入する3円分のポリ袋とほとんど同じ大きさだ。市は買い物客がマイバッグを忘れた際の代替品と位置づけており、自宅で商品を取り出した後にそのままごみ袋として利用できる利点がある。

 一方で、抵抗感を示す市民もおり、12日夕に同店で買い物をした60代女性はレジ・ごみ袋を受け取らず、ポリ袋を選択。「普段はごみを捨てる袋。見た目としても持ち歩くのは抵抗がある」と苦笑いする人も。

 

スーパーなどの小売店で、プラスチック製レジ袋が有料化されエコバッグは普及してきたが、使い方に注意しないと食中毒につながる恐れもある。農林水産省は「バッグに入れた生の食材から、細菌が広がって増殖することもある。定期的に洗濯を」と呼びかける。

 特に注意したいのは肉や魚介類などの持ち運びだ。細菌は温度や水分などの条件がそろうと急激に増える可能性があり、同省の消費・安全局は「漏れ出した汁には食中毒菌や、その養分になる成分が含まれる場合がある。バッグ内で、野菜などそのまま食べる物と密着させないでほしい」と助言。肉や魚はポリ袋などに包んだ上で、バッグに入れるよう勧める。

 

一方、30年も前からスーパーのレジ袋は市指定ゴミ袋を使用している沼津市民から次のような書き込みもある。

沼津市では30年近くも前からスーパーのレジ袋は市指定ゴミ袋です、市指定の素材で作ってスーパーのロゴと沼津市指定袋の文字を印刷して配布してました。スーパーによってはレジ袋不要で10円割り引いてくれるところもありました。今は販売に変わったので10円の値引きはなくなりました。小さいサイズの市指定レジ袋はゴミが少量の時に便利。毎回きれいな指定袋に詰めて、汚れたらゴミ袋にすればいいので、ゴミ袋というゴミを増やすことないし、エコバッグは何回も使うと汚いですよ。エコバッグは時々洗わないとね。

 

「風呂敷」は1枚の四角い布が何でも包み、贈り物やレジャーでも大活躍出来る。

主な用途には「持つ、運ぶ」「包む」「贈る」「守る」が挙げられる。

日本伝統の「風呂敷」もエコバックの一つとして利用できるのではないか。